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生産システム・サプライチェーンの目的における戦略・戦術の考察

資金の増加・確保・ショート回避が
生産システム・サプライチェーンの運用において
主たる目的としてあげられます。
資金増加のためには、資金増減に関する
以下A~Cの極めて単純な戦略(方針)から
1つを選ぶか複数に優先順位をつけることが
考えられます。そして戦略を実施するために
適した戦術(計画手法)を選択していくことが
大切と考えれらます。

戦略Aは回収額増加を目指すという戦略です。
売上を伸ばすことで資金を増やします。

戦略Bは支出額抑制を目指すという戦略です。
コスト削減や在庫低減により資金を増やします。
需要予測を参照した生産計画立案手法や
トヨタ生産システムのJITやTOCのS-DBRなどの
販売状況との同期により在庫=投資を抑制する
手法は全てBの戦略をとっているといえるでしょう。
ブルウィップ効果を抑えることの最も重要な目的の
ひとつが、この戦略Bに相当します。

戦略Cは利益の継続を目指すという戦略です。
Cの利益は、Aの回収額からBの支出額を減じた金額です。
Cでは月などの単位期間別でみた時の各期間の利益
プラスに保ち続けることを目指します。

Aは経営体が常時掲げ続けてきた方針と考えられます。
作れば売れた時代には、特に重んじられたのではないでしょうか。
Bは1940年代にはじまったトヨタ生産システムの実施が
効果をあらわしていくに従いに理解されていき、
現在では主流の考え方となっているようです。
Cには残念ながら戦略を遂行しうる戦術(生産計画立案手法)が
未検討であり、今後既知の手法を比較・選択(・改良)していくか
新たな手法を創造しなければならないといえます。

Cは、目的となる「資金増加」に対し理屈の上では一番的確な
戦略です。なぜなら、AもBも支出額が多かったり
回収額が少なすぎたりすることで、資金を増加させることに
直接的にはつながらない場合があると考えられるためです。
一方、Cに基づいて業務が遂行されることで
ほぼ確実に資金増加が進捗していくことと考えられます。
Cを実現できうる手法の登場が待たれます。


生産システム・サプライチェーンの資金増加という目的は
自由市場経済の続く限り今後も変わらないことでしょう。
目的達成のための戦略・戦術は、時代・状況などにより
変遷してきました。今後は、直接的に利益追求が
戦略として設定されていくことと推察され、そういった
戦略にそった戦術、具体的には生産計画や
スケジューリングの立案手法が生み出されて
いくことと期待されます。
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