環境・社会・経済の安定化 blog

blog for stabilization on ecology, society, and economy

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

経済の安定 -部分最適と全体最適-

ブルウィップ効果(需要変動が歪み増幅されてサプライチェーンをさかのぼる現象)の影響によって川上の業種・現場ほどより多くの在庫や生産能力を不要に準備しなければなりません。ブルウィップ効果サプライチェーンをさかのぼるため、川下の需要変動は時間の遅れをともなって川上へ歪み増幅されて伝わっていきます。ブルウィップ効果サプライチェーン全体が受けとめ需要に応じるためには、エネルギーや輸送に関連する他の業種や道路などの社会資本にも冗長な規模を要求していることでしょう。

経営体が調達量を安定化させる方針(調達安定)を採用することで利益を生み出す確率は高まり(利益継続戦略)ます(a)。サプライチェーン全体の調達安定を連鎖させるためには、川上側の各々の経営体の安全在庫量は最も川下の販売拠点の安全在庫量の半分にするとよく、ブルウィップ効果を野放しにするよりもはるかに少ない在庫ですむと考えられます(b)。調達安定とともに生産量を安定化させる方針を採用すれば、経営資源を最少でまかなえることができます(c)。利益を得やすく(a)、在庫は少なく(b)、投入する経営資源も少なく(c)、調達安定を採用する利点は大きいといえます。

調達安定の採用を経営体が選択することは部分最適といえます。そのような経営体が増えることで他業種や社会資本へ求められていた冗長な規模はスケールダウンしていくと想像できます。冗長な規模の維持にあてられていた無駄は削減でき、このことは社会・経済の全体最適の1つの在り方といえるでしょう。

調達安定のひろがりはサプライチェーン内の受発注の安定につながり、経済の安定化のもっとも有力なひとつとなりえることでしょう。



関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

Easyタグクラウド

search on contents

プロフィール

AOYAGI Shuhei Ph. D.

Author:AOYAGI Shuhei Ph. D.
handle: 古代の鐘 / ancientbell
email: trinity.rep@consultant.com
related site & blog:
website
English contents gathered here
SNS:
ancientbellをフォローしましょう
facebook
mixi

最新記事

最新トラックバック

FC2カウンター

QRコード

QRコード

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。