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国家事業報告書草案抜粋 1 2011年2月

先日提出の物のなかから報告というよりも
説明にあたる箇所を抜粋して載せます。
(若干変えています)


***** ここから *****

Supply Chain Management (SCM)の要点は

1. 最終消費者に焦点をあてること

2. メリット・デメリットを共有すること

3. 一体としてみること

である(Persson, 1997)。
木材生産活動におきかえると、

1.1 製品需要を起点に木材生産活動を
さかのぼる方向の需要の経路を想定すること

2.1 経路間に連なる経営体が個々の効率よりも
経路上の需要への対応を優先すること

3.1 経路上の全ての需要の最大化をねらうこと

である。

***** ここまで *****

【解説】


森林から始めますと木材生産には以下の経路が考えられます。

[A 林家]森林所有者
null, A-B
[B 素材生産業者]森林から木を伐採し原木市場や製材工場へ出荷する
A-B, B-C B-D
[C 原木市場]素材生産業者から出荷された丸太(原木)が経由する
B-C, C-D
[D 製材工場]原木を柱などの製品へ加工し出荷する
B-D C-D, D-E D-F D-G D-H
[E 製品市場]製材工場から出荷された製品が経由する
D-E, E-G E-H
[F 木材販売業者]製材工場から出荷された製品が経由する
D-F, F-G F-H
[G プレカット工場]製品の両端を建築現場で組みやすく加工する
D-G E-G F-G, G-H
[[H 大工・工務店]]プレカット工場や製材工場から入荷した木材で建築を行う
D-H E-H F-H G-H, H-I
[[I 施主]]
H-I, null


以上のように木材生産には多段階という意味で「長く」、
各段階で複数の入荷先、出荷先があるという意味で
「込み入った」経路があります。
それぞれが最終消費者へ焦点をあてようとしても
なにかしら枠組みをもうけなければあてようがありません。

伐採する素材生産業者からすると自然が相手ですし
川下である製材工場やその近辺からすると
建築資材提供なわけです。
もし枠組みをもうけても互いが
個々の効率追求だけしていれば
枠組み内の在庫は過剰になったり過少になり、
川上と川下を貫いた利益最大は困難となります。
ですから、互いを流れる木材の流れの中で
枠組みを優先し仮想的な同盟状態で
長期に展開していくことが重要でしょう。

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