環境・社会・経済の安定化 blog

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利益実行可能確率3  - ダイスゲーム(販売額・材料費・業務費用) -

調達安定調達変動について再びダイスゲームによる実験にて検討します。
本実験では、材料費をダイスの目に読み替えて販売額と業務費用を変化させ
利益実行可能確率の推移を比較します。各項目は以下の通りです。

・販売額
回収額です。ダイスの目に何倍(rate)か単純な乗算により
変化させた値とします。
本実験では1~10倍まで、すなわち4の目に対し4から40まで
変化させます。

・材料費
調達変動の材料費は上記のようにダイスの目(1~6)で読み替えます。
調達安定の材料費は3.5に固定しました。

・業務費用
1から10までとします。

利益
販売額から材料費と業務費用を減じて得る値とします。


-実験内容-

調達変動(材料費:1~6)と調達安定に(材料費:3.5)に関して
販売額・業務費用を上述のように変化させ
(販売額のrate(1~10)と業務費用(1~10))、
利益の正負をカウントし、正の出現割合を求めます。

-結果-

調達安定が調達変動よりも利益を正とさせる確率が上回った
頻度は43でした。
一方、調達変動が調達安定を上回った頻度は27でした。

簡単に内訳を販売額でみますとそれぞれ、
販売額前半(rate:1~3)では22対14
販売額後半(rate:4~6)では21対13 でした。
また、業務費用でみますとそれぞれ、
業務費用前半(1~3)では25対12
業務費用後半(4~6)では18対15 でした。

-考察-

利益実行可能確率の高さは、調達安定の方が
調達変動よりも総じて高いことが示されました。
全体の比較43:27(1.6:1.0)

販売額、すなわち材料費の何倍で販売するかについて
数値を変えて前半・後半でくらべると
調達安定が調達変動を上回る頻度は
全体とそれほど変化はありません。
販売額前半22:14(1.6:1.0)
販売額後半21:13(1.6:1.0)

業務費用の数値を変えて前半・後半でくらべると
調達安定が調達変動を上回る頻度は
業務費用前半で2倍となりました。
一方、後半では調達安定と調達変動で
それほど差がありませんでした。
業務費用前半25:12(2.1:1.0)
業務費用後半18:15(1.2:1.0)

以上から、材料費に対する販売価格の設定は
利益実行可能確率にあまり影響しないことが示されました。
材料費に対する業務費用が少ないほど
調達安定の方が調達変動よりも利益実行可能確率が
高まることが示されました。

-結論-

調達安定と調達変動の比較において
材料費に対する業務費用の高低が
販売価格の設定よりも利益の生み出しやすさに
影響することが明らかとなりました。

コスト削減として交渉や調達先変更により
材料費を低く抑えるとき、相対としてみた業務費用は
高くなります。このとき調達変動と調達安定では
利益の生み出しやすさがあまり変わらなくなるときが
あることでしょう。

コスト削減として業務費用を低く抑えるとき
調達変動よりも調達安定の方が利益を
生み出しやすくなります。

なお材料費が上昇すれば相対としてみた業務費用は
低くなります。このときも調達変動よりも調達安定の方が
利益を生み出しやすくなることでしょう。



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