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利益継続戦略における資金の流れのダイスゲーム

利益継続戦略(利益戦略)についてダイスを使った簡単なゲームを行い、
直前の週の需要量を補充する戦略(補充戦略)の結果と比較しました。

結果からわかった利益戦略の特徴は以下の通りです。
なお本ゲームでは付加価値を考慮していないため
回収支払の差を単純に利益として述べます。
またことわりのない限り需要の変動する場合の特徴です。


1. 年単位でみた利益の変動は激しい
2. 利益の傾向は回収のタイミングに依存する傾向がある
3. 需要の多い時にはより多くの利益を得ることができる
4. 川上・川下の経営体で利益戦略を用いると川上側の利益は変動が少ない


ゲームの結果(表)は下記サムネールをクリック頂くことで別ウインドウに表示されます。




-表の項目の詳細-
stab: 利益戦略 refill: 補充戦略
1.1~1.5: 川下側経営体の1~5年の回収支払の差の合計値
2.1~2.5: 川上側経営体の1~5年の回収支払の差の合計値
p1: 調達1週間後請求書着 p2: 調達2週間後請求書着
c1: 納品1週間後請求書発 c2: 納品2週間後請求書発
sales: 各年の売上合計値



ダイスゲームの具体的な実施方法は以下の通りです。
なお本ゲームでは利益戦略の資金の流れの特徴をとらえる目的のため、
生産可能量・在庫量にはふれません。

6面体のダイス(一般的なサイコロ)を4個使い、
各ダイスを1カ月の1/4(ほぼ1週間)ごとに順にみたて
同時にふり、出た目の数値を需要量としました。
ゲームは5年分(5×12=60回:計240目)行いました。

本ゲームでは、調達・納品ともにダイスの目の数値を採用しました。
各月末ごとに回収支払が行われ、回収から支払を減じた
各年合計を結果とします。付加価値は考慮せず回収・支払ともに
単純に戦略に従い行われます。現実には付加価値が考慮され
より多くの回収額となることでしょう。ですから結果には当然、負の
値も出現しますが現実の資金ショートと意味が異なりますので
ご了承ください。

・利益戦略
-川下側経営体-
前週から遡った1年間の平均需要量に対し、前週の需要量を
ダイスの目の平均量(3.5)で除した値を乗じます。利益戦略は
現在のところ調達量安定化によるため、計算結果の上限を4、
下限を3とすることで調達量は常に3以上4以下となるようにします。
これらにより、平均的な値を直近の需要動向で調整した上で
安定的な範囲以内となる調達量を取得しゲームに採用しました。
-川上側経営体-
川下側経営体の需要量の全ては川上側経営体の調達量と同一です。
川上側経営体の調達量の計算過程も川下側経営体と同一です。

・補充戦略
-川下側経営体-
前週の需要量の値を今週の調達量に採用します。
-川上側経営体-
川下側経営体の需要量の全ては川上側経営体の調達量と同一です。
川上側経営体の調達量の計算過程も川下側経営体と同一です。

【追記】
本ゲームの利益戦略では在庫が考慮されていません。
在庫を考慮して調達量を決定していく設定にすれば
結果の利益の変動はもっと抑えられると考えています。
すなわち特徴の1. と3. は本ゲームに限定してのことと
考えられます。


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