環境・社会・経済の安定化 blog

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Category [調達安定の手法001 ] 記事一覧

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調達安定の手法 -はじめに-

東日本大震災の影響により、生産計画立案に関して早急に見直しを迫られている経営体も多いことと思います。需要を満たし、利益を生み出し続け、社会への負荷を少なくする、そういった手法を目指して本blogで記してきたことを「調達安定の手法」と題し、これまで紹介した内容と重複したりまた新たなことがらを加えたりなどして、調達量や生産量を安定化させる立案手法について、この機会にまとめたいと考えました。ご参考になるよう...

調達安定の手法 1 -フローとストック、サプライチェーン-

調達安定に関することがらは、単純にフロー(流れ)とストック(在庫)の2つに集約されます。フローには、調達、生産、販売と、それぞれに関するさらに細かい流れが伴うことでしょう。ストックには、材料(原材料や部品)、仕掛品、製品と、それぞれに関するさらに細かい在庫が伴うことでしょう。生産システムが複数の工場にまたがっている、または1工場であってもフロー(工程)が多数あるような場合、サプライチェーンとしてみることが...

調達安定の手法 2 -調達安定の効果-

調達安定の効果としては、以下が考えられます。利益を生み出しやすくなる(本blogで検討中の利益継続戦略や利益実行可能確率)調達量を安定化させていることから調達先との長期的な取引を行いやすくなる調達量の安定化とともに生産量の安定化を行うことで、他の手法と同様ないしはそれ以上の販売量を持続しながら少ない経営資源によって生産活動を行えるなおこのことは、経営体にコスト削減をもたらすことにくわえ、生産システムやサ...

調達安定の手法 3 -在庫目標(ターゲットストック)と安全在庫量-

ある程度のストックを用意しておかなければそれ以降の工程や販売に支障をきたします。そのようなことを考慮し、それぞれのストックに対する目標となる量を在庫目標(ターゲットストック)といいます。どのような位置にどれほどターゲットストックを設定するかはストックの位置や生産や販売の状況によって変わります。需要予測、出荷見込みや平均需要などの各工程のフローと同程度の量に対して安全在庫量という余裕を加えることでター...

調達安定の手法 4 -ターゲットストックの2ポイント-

調達安定に適するターゲットストックには2つのポイントがあります。まず1点目は、ターゲットストックの扱い方です。ストックをターゲットストックまで満たすことは目的にかないますがストックをターゲットストックにぴったりと合わせる必要はありません。ストックがターゲットストックを超えてかまわないのです。そして2点目は、最も川下の安全在庫量に対して川上側のどの位置のストックであっても安全在庫量をすべて半分にセッ...

調達安定の手法 5 -安全在庫量とブルウィップ効果-

サプライチェーン上のブルウィップ効果という需要変動増幅現象において、調達安定の世界で推奨する安全在庫量はブルウィップ効果の結果として生ずる川上側の過剰在庫を低減させることでしょう。またブルウィップ効果への対策として「情報共有」が挙げられています。共有する情報には、ストックと販売状況に限定することなく、安全在庫量をいかほど設定しているかも重要であるといえるでしょう。なお安全在庫量の設定が需要変動増幅...

調達安定の手法 6 -ターゲットストックの範囲-

工程前後や出荷に備えた製品など、ストックにはさまざまな位置があるでしょう。ここでは、どのような範囲に対しターゲットストックを定めるかを検討します。調達安定では、大きく2つのターゲットストックを用います。材料についてのストックに関するターゲットストックと生産開始後の仕掛品から出荷可能なモノを含めた製品についてのストックに関するターゲットストックです。材料のストックは、手元のストックがターゲットストッ...

調達安定の手法 7 -製品過剰在庫 1-

ターゲットストックに過不足なくストックを用意しようとするとブルウィップ効果を生じやすくなり調達安定を妨げかねません。ですから調達安定ではストックはターゲットストックを超えてかまわないとしています。いっぽう、出荷状況に対してあまりにも多くのストックをかかえてしまうと資金ショートのリスクが高まります。調達安定の前提で、出荷や販売の時期に合わせて生産量を変動させるにしろ、生産量も安定化させるにしろ、過剰...

調達安定の手法 8 -製品過剰在庫 2-

仕掛品を含めた製品のストックがターゲットストックを上回っている前提で過剰在庫への対応を検討します。下回っているのならば過剰在庫ではなく在庫不足であり、補充のために生産量を多くする必要があります。ターゲットストックは量に関する情報で、ブルウィップ効果を起きにくくすることをねらい、ストックが上回ってもよしとしています。ですから、過剰在庫を判断するには在庫量を指標に使わないほうがブルウィップ効果につなが...

調達安定の手法 9 -製品過剰在庫 3-

在庫不足に対してターゲットストックを用い過剰在庫に対して量以外の情報資源をモノサシに用いれば製品在庫の過不足をとらえたうえで生産計画を立案できます。過剰在庫の指標に、生産や販売の状況を反映できる情報資源を用いることでより多くの視点に基づいた計画立案をなし得ると考え、応用できそうな情報資源を列記し簡単に検討してみます。・在庫期間情報→ 出荷可能なストックが、生産システムに何単位期間とどまり続けているか...

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