環境・社会・経済の安定化 blog

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Category [Timber SCM 002 ] 記事一覧

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木材SCM / Timber SCM -11-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 2材料の投入速度が、在庫量の多いときに遅く、少ないときに速くなるように調整されると、サプライチェーン全体の在庫量は過剰・過少を避けた適切な量に近づくでしょう。ここでいう適切な量とは、今後の販売量をまかなう点で過不足ない在庫量といえます。ところで在庫量と照らす需要予測や在庫目標値などは過去の需要情報をもとに作られることが多いです。単純に考えれば、最近の需要...

木材SCM / Timber SCM -12-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 3在庫量と需要量によって調整される値と調整のされ方はどうあればよいでしょうか?調整される値は言葉通り調整される前提なので、ある程度安定するであろう値がよいでしょう。また、投入量のもととなる値なので、何かしら生産システムに関係する状態を反映した値が現実的といえるでしょう。まとめると以下の条件となります。・調整される値(1)・安定する値(2)・投入量のもととなる値...

木材SCM / Timber SCM -13-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 4投入量をもとめるにあたり、あとは平均需要量に対し在庫量と需要量による調整をどのように行わせればよいかだけになりました。販売機会損失を避けるだけを考えるならば在庫量は果てしなく多く持てばよく、「できるだけ」多く投入すればいいでしょう。また測定できる値で考えるならば単純に制約となる工程の速度で投入していれば、最終製品が販売量の変動とともに振動していくだけと...

木材SCM / Timber SCM -14-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 5投入量調整には在庫量と需要量の情報に加え、在庫量が投資の結果ということから資金の情報も調整に利用できるでしょう。さて、TOCには管理会計のTA、スループット会計が提案されていました。ROI(利益/在庫評価額)という単純な測定結果は、利益を増やし在庫を減らすための指標となるものです。ROI自体は利益という資金面の一端を反映しているといって良いでしょう。さらに需要量に読...

木材SCM / Timber SCM -15-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 6投入量のもととなる平均需要量に対し在庫量と需要量による調整をROI(利益/在庫評価額)によって行えそうだと示しました。同じことを転じて記しますと、ROIで平均需要量を調整すると投入量になりそうだということです。平均需要量は投入量のもととなるため、その調整を終えた値はすなわち投入量そのものになるといえるでしょう。平均需要量を利益指標(ROI)で調整することで投入量を得...

木材SCM / Timber SCM -16-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 7平均需要量にROI+1を乗じて投入量をえると記しました。ROIに基づくこの変数をひとまずROIVとします。ROIVはROIに1を加えただけなので利益が多く在庫が少なければ果てしなく大きい値となり逆の状況でかつ業務費用が売上金額よりも多くなると利益はマイナスとなりROIVは負の値をとります。ROIVが負ということを現実の計画で考えますと材料の返品を意味します。机上の空論とはいえ輸...

木材SCM / Timber SCM -17-

DBRR 1TOCのDBRを検討してブルウィップ効果の影響を低減させる投入量を考えてきました。ここで、原材料・仕掛品・製品にわたるサプライチェーンを考えますと、製品生産の開始点における加工量も安定化させることで、サプライチェーン内部のブルウィップ効果の影響も低減させることができると考えられます。需要を満たすための経営資源(ヒト・モノ・カネ)を少なくさせることは経営体の健全な経営にも低炭素社会にもよいことでしょ...

木材SCM / Timber SCM -18-

その他の手法ブルウィップ効果低減の手法は木材SCMだけではありません。制御工学の手法を応用したものが下記の文献にみられます。需要変動よりも投入量の変動は抑えられておりブルウィップ効果低減以上に若干ですが安定した投入量をみせているようです。*****J. Dejonckheere. S.M. Disney. M.R. Lambrecht. D.R. Towill. (2003)Measuring and avoiding the bullwhip effect:A control theoretic approach. European Journal of Op...

木材SCM / Timber SCM -19- (雑誌掲載分)

木材SCMについて木材情報2004年12月号掲載の際の原稿を載せます。計算過程は名前を記していませんがDBRRについてとなっています。本blogではこれからご紹介する部分も入っています。なお、本稿でのフォレスター効果はブルウィップ効果のことを言っています。(見比べていないので掲載内容と若干異なるかもしれません。手元の提出原稿を載せました)*****地域木材産業の総合的管理− 木材サプライチェーンマネジメントの視点から...

木材SCM / Timber SCM -20- (学会要旨:2004)

木材SCMに関する学会発表の要旨を載せます。blogでの説明は開発順ではありません。わかりやすいか自信はありませんが理解されやすいだろうと考えた切り口から載せていくつもりです。木材SCMにはDBRRを含め3手法を報告しています。簡易版や改良版などです。今よりはずっと単純な記述になるはずです。blogでの説明を終えるごとに関連する発表内容などを述べさせて頂きます。(人によって述べ方の違いで理解の難易がかわるかもしれませ...

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