環境・社会・経済の安定化 blog

blog for stabilization on ecology, society, and economy

User Tag [ブルウィップ効果 ]を含む記事一覧

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9月の国際学会の要旨

Discussion on Timber SCM method for the New Production System in JAPAN 計4名の連名でポスター発表ですThe timber self-sufficiency rate of Japan has been depressed despite growing stock of wood. It is important to unify log and lumber production processes and to establish timber production management system corresponding timber demand agilely, in order to utilize domestic wood resources. To achieve ...

木材SCM / Timber SCM -1-

 多くの分野の製品市場は製品供給過多となり、製造業は過酷な競争状態におかれ、市場適応を重視せねばならなくなっています。このような状況下で原料調達・製品生産・製品販売を一連の流れ、すなわちサプライチェーン ( Supply chain )として管理する考え方がSCM ( Supply Chain Management ) です。 SCMに基づく経営では、サプライチェーン内の在庫量すなわち原材料・仕掛品・製品を少なくし、戦略的投資に配分できうるキャッシ...

木材SCM / Timber SCM -4-

ブルウィップ効果 / Bullwhip effectSCMでマネジメントされている流通経路上すなわちサプライチェーン上で観測される特徴的な需要変動増幅現象。川上がわの経営体ほど受注の振幅が大きくなってしまいます。1960年頃以降、提唱者のJ.W.Forresterにちなみフォレスター効果と呼ばれていました。数値実験の結果、需要変動増幅現象の確認し、その要因を情報・モノ双方の遅れと指摘しました。なおこの頃はsupply chainではなくsupply p...

木材SCM / Timber SCM -5-

ブルウィップ効果への対策McCullenら(2001)は以下4項目に注意を払うことでブルウィップ効果を緩和できるといっています。1 緩和しうる意志決定支援システムの採用2 計画立案間隔短縮3 情報共有4 流通段階削減   (計画立案上、在庫拠点ではなく流通チャネルとしてみる)引用文献McCullen P, Towill D (2001) Practical ways of reducing bullwhip: the case of the Glosuch Global supply chain. Control 26: 24-30...

ある国の方への提案書

これから提出する提案書の草案(一部)です。This is a proposal (Timber SCM method) for timber production as a system. The goal of this method is not only to reduce inventory by overproduction and reserve inventory for less undersupply simultaneously but also to stabilize and accelerate log procurement speed. Timber flow along supply chain is stabilized always with this method. So facilities for proces...

木材SCM / Timber SCM -10-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 1DBRは制約となる工程の加工速度に準じて材料を投入する考えでした。ここにはブルウィップ効果は生じていません。ロープによって伝達される速度に制約条件以外のものも含ませることでブルウィップ効果を低減できると考えられます。なお注文生産ではDBR・S-DBRを用いればよいのでここでは見込み生産、すなわちつくりおきのための手法を考えます。DBRにおいて抱える在庫量はロープで伝...

木材SCM / Timber SCM -11-

ブルウィップ効果低減をねらうためのDBRの検討 2材料の投入速度が、在庫量の多いときに遅く、少ないときに速くなるように調整されると、サプライチェーン全体の在庫量は過剰・過少を避けた適切な量に近づくでしょう。ここでいう適切な量とは、今後の販売量をまかなう点で過不足ない在庫量といえます。ところで在庫量と照らす需要予測や在庫目標値などは過去の需要情報をもとに作られることが多いです。単純に考えれば、最近の需要...

木材SCM / Timber SCM -17-

DBRR 1TOCのDBRを検討してブルウィップ効果の影響を低減させる投入量を考えてきました。ここで、原材料・仕掛品・製品にわたるサプライチェーンを考えますと、製品生産の開始点における加工量も安定化させることで、サプライチェーン内部のブルウィップ効果の影響も低減させることができると考えられます。需要を満たすための経営資源(ヒト・モノ・カネ)を少なくさせることは経営体の健全な経営にも低炭素社会にもよいことでしょ...

木材SCM / Timber SCM -18-

その他の手法ブルウィップ効果低減の手法は木材SCMだけではありません。制御工学の手法を応用したものが下記の文献にみられます。需要変動よりも投入量の変動は抑えられておりブルウィップ効果低減以上に若干ですが安定した投入量をみせているようです。*****J. Dejonckheere. S.M. Disney. M.R. Lambrecht. D.R. Towill. (2003)Measuring and avoiding the bullwhip effect:A control theoretic approach. European Journal of Op...

木材SCM / Timber SCM -19- (雑誌掲載分)

木材SCMについて木材情報2004年12月号掲載の際の原稿を載せます。計算過程は名前を記していませんがDBRRについてとなっています。本blogではこれからご紹介する部分も入っています。なお、本稿でのフォレスター効果はブルウィップ効果のことを言っています。(見比べていないので掲載内容と若干異なるかもしれません。手元の提出原稿を載せました)*****地域木材産業の総合的管理− 木材サプライチェーンマネジメントの視点から...

木材SCM / Timber SCM -21-

その他の手法 2ブルウィップ効果低減の手法で簡単なものを考えます。製品在庫の入荷量だけを安定化させれば、なにも策を練らないよりはブルウィップ効果低減をねらえます。製品在庫の入荷量だけを安定化させるためには、単純に製品在庫の平均需要量を調整し入荷量として採用すればよいでしょう。また在庫不足を避けるために在庫目標の値を設定する必要があります。加工能力や在庫能力などの制約条件を除けば、平均需要量と在庫目...

Stable cash flow on Timber SCM : variance is only on frontline

Recent days players of production activities in supply chains have pay attention on cash flow.Inventory of raw material, WIP, and products are totally decreased to keep cash.But the bullwhip effect strikes all players. So, orders from downstream players make variances.Variances appear whole supply chains. This means “supply chain is variance chain”.What can players prepare for variances? How do p...

木材SCM / Timber SCM -22-

conceptMain objective is stabilizing material flow fluctuation than that of product demand.Material flow streams smoothly. Bullwhip effect is less than 0.Management resources requires the least amount.CO2 is also the least.fig.1 is as below.case-1 is bullwhip effect distribution pattern.case-2 is information sharing style.case-3 is controled behaivor with Timber SCM or something like that. &n...

What does bullwhip effect do with ecosystem, society, and economy?

Bullwhip effect requires many or much material, productivity, transportation capacity, and inventory capacity against products demand.CO2 is generated to construct such preparation.Scale of construction is bigger and bigger. It is not good for the nature.Many personnel are required to meet demand from downstream.But such human resources overshoot against products demand.Each personnel can receive ...

procurement costs as fixed cost: stabilized economy and conservation for biodiversity

if organization along supply chain stabilizes procurement volume, monthly procurement costs is stabilized.this shows procurement costs can be managed as fixed cost.increment of such organizations suggests stabilization of cashthat flows by in society. this phenominon will support stabilized economy. increment of stabilization of procurement volume guides lower tax-based investment for infrastructu...

生産システム・サプライチェーンの目的における戦略・戦術の考察

資金の増加・確保・ショート回避が生産システム・サプライチェーンの運用において主たる目的としてあげられます。資金増加のためには、資金増減に関する以下A~Cの極めて単純な戦略(方針)から1つを選ぶか複数に優先順位をつけることが考えられます。そして戦略を実施するために適した戦術(計画手法)を選択していくことが大切と考えれらます。戦略Aは回収額増加を目指すという戦略です。売上を伸ばすことで資金を増やします。戦略B...

環境・社会・経済における調達量安定化手法の影響

調達量安定化手法を用いることは利益を継続させる以外に、経営体の多くの側面が安定するためリスク・不確実性を回避する策を経営体が講じやすくなるという利点が考えられます。 また、需要変動増幅現象(ブルウィップ効果)は逆転し調達量安定化手法を採用する経営体より川上側は最終製品よりも小さい変動(安定した受注量)を受けることになるでしょう。 生産システム・サプライチェーンの経営面以外の環境・社会・経済における調達量...

利益継続戦略のまとめ - サプライチェーンと環境・社会・経済 -

「在庫は資金」という視点から在庫を抑えることで資金を増加させることが最近の方針(戦略)の傾向となっています。その場合全てではないのですが「資金は在庫」を意味し、今後の調達費支払のためのみに持ちざるをえない資金が多くなります。本来、生産計画などの目的の根底には利益を獲得し資金を増やすことが主眼として置かれていると理解していいはずです。利益を追求するのですから利益追求を戦略に据えること、また資金ショート...

本blogを記す思いなど・・・・2

さて、世間の書店・図書館には経営工学・生産管理などの本がたくさんあります。webにも同様です。 なぜ私が本blogを綴っているかを記します。(ブラッシュアップして他タイトルで再エントリーするかもしれません) まずはコメント・拍手などを頂きいつもありがとうございます。日々のアクセスがほぼ1ケタなのでコメント・拍手は大きな喜びとやる気につながります! さて、モノづくりの領域をみますと経営体内や販売状況について多く...

木材生産活動とSCM 2 -製材工場でのブルウィップ効果(計算過程)-

架空の木材の流れを設定し、その中でのブルウィップ効果をみてみましょう。素材生産業者、製材工場、大工・工務店の木材の流れがあるとします。木材のサプライチェーンです。大工・工務店はほぼ年120棟、月10棟の建築を行っているとします。製材工場にて素材・仕掛品・製品を含め、2ヶ月分の木材を在庫しているとします。木材の場合、人工乾燥・養生や天然乾燥などある程度の期間を要します。今回の例ですと毎月ほぼ10棟分の木材...

木材生産活動とSCM 3 -製材工場でのブルウィップ効果(結果)-

素材生産業者、製材工場、大工・工務店の間で毎月10棟分が常に流れているのならば木材の量は変わらず10棟分流れます。大工・工務店から製材工場への木材の発注量が変化すると製材工場から素材生産業者への発注量がどういう変化をみせるのかをみます。ブルウィップ効果はどの程度でしょうか?大工・工務店から製材工場への木材の発注量に11棟または9棟の月が1回あった場合、その後の製材工場から素材生産業者への発注量は最大の月...

木材生産活動とSCM 4 -製材工場でのブルウィップ効果(考察)-

ブルウィップ効果への対策は以下が報告されています。1 緩和しうる意志決定支援システムの採用2 計画立案間隔短縮3 情報共有4 流通段階削減一ヶ月の間に数棟の増減があるのであれば立案間隔(2)の短縮は有効かもしれませんが今回のように1~2棟分の増減では間隔の短縮は有効ではないでしょう。10棟分に対して1~2棟分の増減なのに素材の発注量は大きい振幅で2~18棟分と激しく振動しています。情報共有(3)をしていれば、...

景気循環とSCM 1

以前のハーバードビジネスレビューでのゴールドラット博士(TOCの提唱者)の記していた内容(巻など失念)で、在庫投資は景気変動(循環)に影響すると知りました。wikiでみてみますと景気循環には4つほどあるようです。4つの循環のうちのいくつかにはSCMとの関わり、もっと考えますとブルウィップ効果との関係があるように思えます。...

景気循環とSCM 2

wikiによる4つの景気循環は以下の通りです。・キチンの波: 在庫投資による約40ヶ月周期の波・ジュグラーの波: 設備投資による約10年周期の波・クズネッツの波: 建築需要による約20年周期の波・コンドラチェフの波: イノベーションによる約50年周期の波これらのうち、ブルウィップ効果に関わるモノはどれでしょうか?ブルウィップ効果により川上ほど需要の振幅が大きくなります。この振幅を受けとめ需要に応じるためには、在庫量を...

既存のSCMと調達量安定化の簡単な比較

既存のSCMでは需要予測や販売速度に合わせて調達します。すると在庫量は最少になるためキャッシュを手元に多く残せます。しかしそのために要する経営資源は多くなります。なおブルウィップ効果への対策を考慮しなければサプライチェーン全体の在庫は過剰になり「在庫量は最少」となりません。一方、調達量を安定化すれば、利益を得る確率が高まります。そして経営資源を最少にすることが可能となります。...

安全在庫量 (国家事業報告書草案抜粋 3 2011年2月)

***** 抜粋ここから *****生産システム内の原木、仕掛品、そして製品、さらにそれらを細分化したうえで在庫目標(平均需要量ないしは需要予測量に対し安全在庫量を加えた値)をもうける際には、顧客と接する位置の安全在庫量を決定し、他の位置の安全在庫量をその1/2の値にセットすることにより、調達を安定化させ在庫を低減し納期を遵守しやすくなる。***** ここまで *****【解説】在庫目標の設定によって、調達量の安定度合いと...

安全在庫量の検討 4

前試行のA~C各2(初期値)の在庫合計を変えず変化をもたせるにあたり、挙動の特徴を検討します。制約条件の理論(TOC)にみられるように、今回のような単純な試行においても制約条件が挙動に与える影響が考えられます。在庫目標ともなる安全在庫量初期値が制約条件です。ですからA~C初期値のいずれかに1がありますとD初期値の4を満たすため4/1=4回の入出荷が行われます。ですからA~C初期値はいずれも2以上でなければならず...

調達安定の手法 5 -安全在庫量とブルウィップ効果-

サプライチェーン上のブルウィップ効果という需要変動増幅現象において、調達安定の世界で推奨する安全在庫量はブルウィップ効果の結果として生ずる川上側の過剰在庫を低減させることでしょう。またブルウィップ効果への対策として「情報共有」が挙げられています。共有する情報には、ストックと販売状況に限定することなく、安全在庫量をいかほど設定しているかも重要であるといえるでしょう。なお安全在庫量の設定が需要変動増幅...

経済の安定 -部分最適と全体最適-

ブルウィップ効果(需要変動が歪み増幅されてサプライチェーンをさかのぼる現象)の影響によって川上の業種・現場ほどより多くの在庫や生産能力を不要に準備しなければなりません。ブルウィップ効果はサプライチェーンをさかのぼるため、川下の需要変動は時間の遅れをともなって川上へ歪み増幅されて伝わっていきます。ブルウィップ効果をサプライチェーン全体が受けとめ需要に応じるためには、エネルギーや輸送に関連する他の業種や...

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